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臣は君に奉し・・・
2011420

先般ご依頼があり 身寄りのないI Sと云う女(かた)の
葬儀をさせて頂きました。

『おそらく 通夜も葬儀も参列者は数人程だから。』と
小さなお部屋を使用しての葬儀となりました。

I Sさんは83歳 独身で身障者。 H町のH旅館に勤めておられました。
親族も重い病気を患われた甥子さんがお一人。

そこで 葬儀一切引き受けられたのがI Sさんが永年ご奉公された
旅館の社長さん。
葬儀前には社長さんと男のお子さまが控室に見えられ お子さんも
恥ずかしそうに小さな声で『宜しくお願いします。』と頭を下げ挨拶して下さいました。
きっと このお子さんはI Sさんには孫のように可愛がってもらっていたのでしょう。
また 火葬の間には社長の奥様がず~っと斎場につきっきりでおられたそうです。

お葬式も終え 少しお話をさせて戴きたく 振り返ると ビックリ!
いつの間にかそのお部屋は参列者の方々で一杯になっていました。
従業員の方々もI Sさんとの最後のお別れに是非参加したいと懸命に
それぞれの職場を終え順次参加して下さったのでしょう。

寶鏡三昧(ほうきょうざんまい)と云う教典の最後の方に 
《臣は君奉じ 子は父に順ず》という一節を思い出します。
君が正しい道を実践していけば臣は自ずから尊奉する。 
父母が慈愛を施せば子はこれに順ずる。
君臣道合し 父子新和するところは栄える。

社長ご夫妻の恩にむくいんと懸命に務めてきたI Sの行いに 最後の葬儀でも応えて下さった社長ご夫妻。

I Sさんの御冥福とH旅館さんのご繁盛を心より祈念申し上げます。k0757838.jpg


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